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YodokonPlazaOnline > Vol.70
VOL.70/3,2004
INDEX
よどこんプラザ3月号
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特集 定演に向けて 活動本格化
保存版!! 定演演奏曲解説資料 大公開!!
(連載1)演奏会マネージメントマニュアル
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「アジア・太平洋」特派員報告
北欧音楽の余韻に浸り、その静けさに身をゆだね、次はアイスランドの音楽を聞いてみよう、と思っていた矢先、「次はアジア!!」の号令が・・・
悠久の大地「中国」、お隣り「韓国」、我が父カヤビャブ氏の故郷「フィリピン」
マレー熊って「マレーシア」だっけ、最後の楽園「インドネシア」、羊が1匹、羊が2匹・・・「ニュージーランド」なんと6カ国、別ステージスペインも入れると7カ国(なにコラさんの昨年プログラムには及びませんが)
こんなにたくさん一人じゃ手に負えねぇぜ。しか〜し、私には顔色の底の意味まで分かり合う朋党達がいました。何も言わずとも各地に飛んでくれた仲間達がいました。その仲間の特派員報告をどうぞご覧ください。
「USULI BOAT SONG」
ニイハオ、JUN-JUNです。
中国では、沿岸部の中国人にウイグル族に間違われ、「どこの人?〇〇省?〇〇族?」なんて聞かれて、「日本人だ」って言っても信じてもらえず、なんてことがありました。顔のせいか、いえ、なまりの強いあやしい中国語を話していたせいかしら。
中国は広大な大国、興味を持てば持つほど深まっていく不思議な魅力のある国です。55の少数民族が住む多民族国家だからということがその1つ。東側の沿岸部は漢民族の世界ですが、内陸に入れば入るほど、色鮮やかな民族服の人々がいて、それぞれに漢民族とは違う独自の文化が生きています。独自の生活様式を持ち、音楽を楽しみ、踊りを楽しみ、暮しています。言語だって違います。私たちがすぐに想像してしまうアジア人とは思えないような彫りの深い顔立ちの少数民族の人々もいます。
また、少数民族だけではなく、中国の国境の町は、移住してきた人も多く、国際色豊かな町になっています。ロシア、ベトナム、ミャンマー、パキスタン、カザフスタンなどなど、いろんな国と接していることを思うとやはり中国は広い、多様な国です。
といっても中国は、漢民族中心の国家のため、教育はすべて漢語。小学校には「共通語を話しましょう」というようなスローガンが掲げられ、漢民族支配というのが実際です。だから中国国内にいる限り、普通語(中国語)はほとんど通じます。
で、話が逸れてしまいましたが、今回のアジアの曲「烏蘇里船歌」は中国語ですが、歌われている内容は、中国の東北地方黒龍江省に住む少数民族のホジェン族。ホジェン族に昔から歌い継がれている民謡ですが、今では中国の国民的な曲になっているようです。(余談:ヨドバシカメラの中国語アナウンスのBGMでもかかっていますよ。)
この中国東北辺境の黒龍江の首都は東のモスクワともいわれるハルピン。この地名を見ても、ちょっと中国っぽくないかもと感じます。と思ったら、満州語からきた名前らしいです。ロシアがかつて統治していたこともあり、今でもロシア情緒たっぷりの土地。中国の地図を見てみてください。黒龍江省の北側から東側ぐるりロシアですね。ロシア間の国境線は3700km余りだそうです。神秘的なオーロラが見られる「北極村」なんてものもあるそうです。中国でオーロラって信じられないですね。
で、ここには漢民族以外に、満州、朝鮮、蒙古、回、ダフール、オロチョン、ホジェン、キルギス、エヴェンキなどの少数民族が住んでいます。民族色豊かな土地ですね。この曲で出てくるホジェン族は、漁労を生業としてきた先住民族で、かなり早くから黒龍江、松花江、烏蘇里江の3つの河の流域で暮していた民族。中国の少数民族で人口が最も少なく4200人程度です。しかし、ロシアには1万2千人(ロシアではナナイ族)が住んでいるそうです。優れた漁業技術を持って、川で魚を採って暮しています。
この中国東北地方の大平原の自然、大河が蛇行して大地をぬう。集落が点在し、そこでは昔からずっと変わらず自然を愛し、自然と共に暮している人々がいる。豊かな土地と豊富な自然資源に恵まれたところ。夏はこの大平原は緑に覆われ、冬には、すべてが凍ってしまう凍土の世界。
そんな風景を想像しながら歌ってみるとまた味わい深いものになっていくと思います。
今回、改めて中国の魅力を考えてみました。国境をいろんな国と接しているからこそ、いろいろな問題も多く、また複雑な哀しい歴史も持ち、日本人としても理解しておかなければいけないことが多くあると思います。アジアの中の大国、中国への興味は尽きることはありません。
以上、中国特派員JUN-JUNの報告でした。
烏蘇里船歌 (直訳)
烏蘇里江来長悠長 長い時を流れているウースリ川。
wu su li jiang lai chang you chang
藍藍地江水去波浪 青い青い川面に波が立つ。
lanlan di jiang shui qi bo lang
赫哲人撒開千張网 ホジェン族はたくさんの網を広げる
Hezheren sa kai qian zhang wang
船儿満江魚満藏 船はたくさんの魚でいっぱいになる。
chuaner man jiang yu man cang
白云漂過大釘子山 白い雲が大釘山にただよっている。
baiyun piaoguo Dadingzushan
金色地陽光照船帆金色の太陽が帆を照らす。
jinse di yang guan zhao chuan fan
緊要江来掌?舵 早く舵をとろう。
jinyao jiang lai zhang wen duo
双手應得豊収年 両手に収穫を得るべき年。
shuang shou ying de feng shou nian
白樺林里人儿笑 白樺の林に人々の笑い声が聞こえる。
baihualin li rener xiao
笑開了満山紅杜?笑顔のようにアゼリアの花がたくさん咲いている。
xiaokai liaoman shan hong dujuan
赫哲人走上幸福路 幸せの道を歩むホジェン族
Hezheren zou shang xing fu lu
美好地生活万万年 いつまでも続くすばらしい暮らし。
meihao di shenghuo wan wan nian
【歌の背景になっている名詞】
赫哲人 He zhe ren
ホジェン(赫哲)族
黒龍江省、中国東北部の松花江下流、烏蘇里江下流に約4200人が居住。中国における人口の最も
少ない民族。ツングース系でロシア領内にナナイ族として約1万人の同胞がいる。漁業と狩猟が生業。
烏蘇里江 Wu su li jiang
黒龍江省の東側、ロシアとの国境を流れる川
(中国の地図の東北、黒龍江省のロシアとの国境の日本海側)「江」は川のこと。
【中国語発音について】
@ |
母音の発音~歌詞に出てくるものを例に。 |
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a |
日本語のアよりもはっきりと口を大きく開けてはっきりと出す。
【例外】ianのようにiとnにはさまれたaはエと発音します。
(ngが続く時はアaのまま)
例)年nian、千qian |
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o |
日本語のオよりも唇を突き出して発音。 |
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e |
半開きの口をやや左右に開き「ウ」というつもりで発音する。
【例外】nが後に続く時は「エ」のようになります。
例)人ren、穏wen、?feng |
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i |
日本語のイよりも唇を左右に引いて鋭く。 |
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u |
日本語ウよりも前へ唇を突き出し口の奥から発音。 |
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ü |
ストローをすうときの口の形でイという。歌詞上ではYuと表記。 |
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er |
そり下母音 eを発音しすかさず舌先を巻くようにして発音。 |
A |
子音の発音 〜ちょっと難しい特徴的なもののいくつか抜粋 |
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・そり舌音〜zh、ch、xh |
舌先をとがらせて上あごのちょっと奥、硬いところにあてて発音 |
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・舌面音〜j,q,x |
舌面を上あごの歯茎につけて発音 |
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・舌歯音〜z, c, s |
舌端を前歯の裏につけて発音 |
B |
有気音、無気音 |
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中国語に日本語みたいな濁音はありません。中国語が、耳に心地よく聞こえるのはそのためかなと思います。有気音、無気音との違いがあります。息が破裂して出る音か、息を抑えて出る音かの違いです。
(余談:発音の練習のときは口の前に紙を垂らしてそれが発音で飛ぶか飛ばないかでその違いを練習します。)
歌詞に出てくる分を対で並べてみます。(有気音/無気音)
b/p,d/t,g/k,j/q,zh/ch,
例) |
無気音 da、ji、ba、zhi |
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有気音 ta、qi、pa、chi |
歌うときは濁音のような音も日本語のバとかジとかダにように発音してしまうと違ってきますが、無気音のほうは、ほんの少し濁り気味に発音してください。 |
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C |
ngとnの違いについて |
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日本語の「案外(あんがい)」と「案内(あんない)」の違いといえば分かるでしょうか?ほかの言語と似ていると思いますが。舌をつけないか、舌をつけるかの違いです。 |
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D |
声調(四声)について |
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中国語会話では一番重要で最初に練習することですが、歌うときはあまり関係ないかもと思ったので最後に。(これがあるから中国語は音楽的だなと思います。でも一番難しいんですけどね)四声が違うと通じませんし別の意味になってしまったりします。でも、歌うときはあんまり気にしなくてもいいかなと思います。詩を読むときは重要ですね。四声により詩的な独特のリズムが生まれます。 |
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「Arirang」
アンニョンハシムニカ、ふじまっきーどえす
朝鮮半島全土に分布している民謡「アリラン」は、南北分断のため南・北独自に継承発展して今日に至っています。その種類は少なく見積もっても500曲(!?)はあると言われています。これだけ数のあるアリランは人々にとっての「音の宇宙」なんだそうです。あの曲には様々な想いが詰まっている、ということなんです。それは例えば、国を侵略された悲しみ、懲役に出かける夫を案じる不安、女性を口説く恋愛、辛い肉体労働を紛らわせる労働歌…etc…人の数だけ「アリラン」が存在していると言っても過言ではないのかもしれません。
今回我々が歌うのは、最も一般的な「京畿(キョンギ)アリラン」と呼ばれているもので、19世紀末、ソウルが中心都市として成長したことで各地の「アリラン」がソウルを中心に集約され、近代的な感覚で変形されたといいます。現在南・北交流が進み、今までの様々な国際スポーツ競技などで南・北合意のうえ「アリラン」が国歌として採用されてきました。今後ますます交流が進み、話題になることと思います。
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アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を越えて行く
私を捨てていくあなたは十里も行かずに足が痛む
アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を越えて行く
晴れ渡った空に星屑も多いこの私の胸には悩みも多い
アリラン アリラン アラリヨアリラン峠を 越えて行く
黄昏(たそがれ)どきまで 別れを惜しみつ過ごそうよ
アリラン アリラン アラリヨ アリラン峠を 越えて行く
今されば何時の日にその日を知らずや君 |
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さて、少しだけ余談です。「私を捨てて行くあなたは/十里もいかず足が痛む」という歌詞があります。これについて少し学説がありましたので、紹介しておきます。
この歌詞は、朝鮮王朝再建のために徴発された夫の身の上を、見送った妻が案じて発した言葉であるとされています。つまり、夫や恋人の身を案じた、あるいは一家の大黒柱を失って途方にくれた女たちの、嘆きの言葉なのだそうです。パッと歌詞を見ると恨み言のように見えてしまう一言ですが、実際には夫が心配のあまりについて出た言葉なんですね。
「Rosas Pandan」
Magandan haponにしおかでございま〜す
☆フィリピン
フィリピンはスペインに330年間、アメリカに40年間統治されていた為、公用語のフィリピン語はタガログ語をベースに、僅かな方言と多くのスペイン語や英語も溶け込んでいます。英語も公用語なのですが、フィリピンは7107の島と111の民族がある為、この公用語の他に87余もの言語があるという事に驚きました。
今回の曲の「Rosas Pandan」(薔薇の木)は、ビサヤ語(ビサイヤ)という、主にビサヤ諸島という首都マニラから離れた島(リゾート地で名高いセブ島よりやや北に位置しています。海は真っ青でとても綺麗だと思います。)の言葉で、O・U・Wなどが混在していて、日本には辞書もないそうです。
フォークソングなので楽譜もなく歌い継がれてきたのかもしれません。
でも、マニラの合唱団などがコンサートで歌っているという事は有名な曲なのでしょうね!
フィリピンの人は尊厳を重んじます。又、個人主義でなく、特に家族との人間関係は大切にするそうです。
歌詞の端端に感じられますが、最後のDodong(末息子の愛称)が出てくるところでそれが強く伝わってきます。
ただlaway=「よだれ」の訳が可笑しいのでインターネットで調べてみたら、やはり「よだれ」でした。(笑)
独断ですが、地元では違うニュアンスのような気がします。曲が締まらないので私は勝手に「涙」だと思い込む事
にしました。
最後に楽譜と単語が変わっている箇所を説明しておきます
※いづれも音源は楽譜通りに聴こえます。
[20小節] kabungfuran→kabukiran (村里)
ビサヤ語でFが出てくる事は考えられないので訂正。
造語の可能性は有。
[24小節] akong(私達)→atong(私)
これは、akongの間違いの様子。
[31小節] tikadong(擬音)→tikading(擬音)
1回目と揃えた。
Rosas Pandan
ローサス パんダん
ani-a si Rosas Pandan
アニア スィ ローサス パんダん
gikan pa intawon sa kabukiran
ギーカん パ イんタウォん サ カブキーラん
kaninyo'y makiguban-uban
カニーニョイ マキッグウバんウバん
sa gisaulog nga kalingawan
サ ギサウーろッグ ガ カりガーワん
balitaw da'y akong puhunan maoy kabilin sa akong ginikanan
バりータウ ダイ アーコン プフーナん マオイ カビーりん サ アーコン ギニカーナん
awit nga labing karaan nga garbo sa atong kabukiran
アーウィッ(ト) ガ らビン カラアん ガ ガルボ サ アートン カブキーラん
tikading tikading tikading
ティカディン ティカディン ティカディン
ay-ay sa'tong balitaw
アイアイ サ アートン バりータウ
maanindot pa mosayaw
マアニンドッ(ト) パ モサヤウ
daw yamog ang kabungaw
ダウ ヤーモッグ アン カブーガウ
tikading tikading tikading
ティカディン ティカディン ティカディン
intawon usab si Dodong
インタウォん ウサブ スィ ドドン
nagtan-aw kang Inday
ナッグタんアウ カン イんダイ
nagtabisay ang laway
ナッグタビサイ アン らーワイ
注
1.ン:日本語の発音と同じ ん:英語の語末のnの発音と同じで、舌先を歯茎に当てて発音
2.ラ行:日本語の発音と同じ ら行:舌先を歯茎に当てて発音
3.(ト):声門閉鎖音。飲みこむように発音するがほとんど発音しない
4.ガ:鼻濁音
ローサス パンダンがここにいる
慎ましやかに村里からやってきた
みんなのお祭りを一緒に祝いに
恋の歌だけが私の宝物
先祖からの伝統
最古の歌
わたしたちの村里の誇り
ティカディン、ティカディン、ティカディン
アイーアイ 私たちの恋の歌
流麗におどる
涼しげな姿は露のよう
ティカディン、ティカディン、ティカディン
ドドンもかわいそうに
お嬢さんを見て
よだれがこぼれた
「Potong Padi」
Selamat tenga hari再びにしおかでございま〜す
☆マレーシア
マレーシアは夫は大学時代1年間半留学していたらしいです。人も土地も飾り気のない素朴な雰囲気が好きだったそうです。
私は、8年前にジョホールバルという古都へちらっと観光で行きました。(時間があれば、近くの、遺跡で有名なマラッカにも行ってみたかったです。自然が好きな方はマングローブで有名なランカウイも楽しいかもしれませんね)
王宮はイスラムを主張したりっぱなものでしたが、やはりシンガポールより発展途上の印象は受けました。
マレーシア連邦は人口2000万の小さな国ですが、2020年迄に先進国入りを目指しているので、現在は首都のクアラルンプールなどは目覚ましく経済発展を遂げていると訊いています。
そういえば、地震がない為もあり、世界一高いビルが数年前に建てられたそうです。
陽気なフィリピン人に比べマレーシア人は地味で真面目で団結心が強く、日本人に似ている面も多いようです。
マレー半島は中国とインドを結ぶ海上交易の中継地点だったのですが夫の考えでは、中国から流れてきた華僑の人に商売の権限を握られ、又、国教のイスラム教の戒律が厳しかった事に因るものではないかということです。
農業に従事している人は多いので、稲刈りの歌も沢山あるのかもしれません。
マレーシア語はマレーシア、インドネシア、ブルネイ、シンガポールの4か国の国語になっているのですがやはり、それぞれ国の歴史が違うので、言語も少しずつ違う様です。
ngが付いた時に鼻濁音になる時が多かったり、母音の発音が日本語と似ている所などはフィリピン語も同じですね。
Mari, marilah potong padi potong padi di tenga sawah
マリ、マリラ ポトン パディ ポトン パディ ディ トゥンガ サワ
sambil menyanyi bersukaria.
サmビル ムニャニ ブルスカリア
Marilah kita bersama-sama memotong padi di tenga sawah.
マリラ キタ ブルサマサマ ムモトン パディ ディ トゥンガ サワ
Mari potong padi , Mari potong padi ,
マリ ポトン パディ、マリ ポトン パディ、
Mari potong, mari potong padi.
マリ ポトン、マリ ポトン パディ
Mari menyanyi dan bergembira Mari potong padi,
マリ ムニャニ ダン ブルグmビラ マリ ポトン パディ
Mari potong padi, Mari potong, mari potong padi.
マリ ポトン パディ、マリ ポトン 、 マリ ポトン パディ
Mai padi, padi , padi , mari potong padi, padi,
マリ パディ、パディ、パディ、マリ ポトン パディ、パディ、
mari potong padi.
マリ ポトン パディ
さあ、田んぼの中で稲刈りしましょう 。
歌を歌い、にぎやかに楽しもう
みんな一緒に田んぼの中に集まって
さあ 稲刈り、さあ 稲刈り、 さあ 稲刈り。
さあ、陽気に歌を歌いながらさあ 稲刈り。
さあ 稲刈り、 稲刈り、さあ 稲刈り。
さあ 稲刈り、稲 稲 、さあ 稲刈り、稲 、さあ
稲刈り。
potong :( g )は、発音しない。→「 ポトン 」
tenga:( nga ) 鼻濁音。→「 トゥンガ 」
marilah :( lah ) 強調の為強く発音。
<marilah> { さあ、〜しましょう }の意。
<tenga , menyanyi , bersukaria , bersama-sama , memotong ,bergembira >
*(e) → 「エ」の口で「ウ」と発音。
「U」のウムラウトとは少し違う。
☆単語により「エ」と発音する事もあるが、今回にはありません。
< bersukaria , bersama-sama , bergembira >
*( ber ) →( r ) 伊・ラテン語と同じ巻き舌。
私自身はフィリピン、マレーシアに留学経験がある訳でも、今まで興味を持って勉強していたという事でもなく、フィリピンの教師の知人、マレーシアへ学生時代留学していたという夫に訳と発音を依頼しただけという、全くの他力本願だったのですが、その中で感じた事を記載させて頂きました。
「O Inani Keke」
Selamat Siang、インドネシアのはたぼで〜す
世界で最も"島"が多い国、それはインドネシア。驚いたことに昨年、1000もの島々が新たに発見され、なんとその数は18000以上に! しかもそれぞれの島に独自の文化や自然があり、そこには多くの謎も秘められているといいます。
、と世界ふ○ぎ発見でやってました。
面積約190.5万km2(日本の約5倍)。世界最大の島嶼国家。東西約5,110km(米国の東西両海岸間の距離に匹敵)、南北約1,888km(赤道を挟む)に及ぶそうです。
人口は2.06億人(2000年インドネシア統計局)。中国、インド、米国に次いで世界第4位。大半がマレ-系(ジャワ、スンダ等27種族に大別される)。中国系は約500〜600万人。総人口の約6割に当たる1億人強が、全国土面積の約7%に過ぎないジャワ島に集中しています。
この曲のふるさとは、遠くフィリピンに近いインドネシア最北端のミナハサ(スラウェシ島)。
この曲はマナド市の中心ウエナン語の詩で、美しいマナドの町の可愛い女の子を若い衆が冷やかしている、そんな歌です。恥ずかしそうに駆けていく可愛い女の子と珊瑚礁のひろがるブナケンリーフを想いうかべて下さい。
さて、歌詞の読みと訳です
ローマ字のまんまです
O ina ni keke オ イナ ニ ケケ
Mangewi sako マンゲウィ サコ
Mangeaki wenang マンゲアキ ウェナン
tu meles bale ko トゥ メレス バレ コ
Weane to yo ウェアネ ト ヨ
Daimo siapa ダイモ シアパ
ko tare maki we コ タレ マキ ウェ
私の可愛い子
どこへ行くつもりなの
メナドの町へ
家を買いに行くのよ
私の可愛い子
どこへ行くつもりなの
マナドの町へ
家を買いに行くのよ
ちょうだい ちょうだい 少しちょうだい
もうないですよ もうないと言っているのに 新しくほしがるなんて
ちょうだい ちょうだい 少しちょうだい
もうないですよ もうないと言っているのに 新しくほしがるなんて
訳者不明
ご協力:Lagulagu会の赤津様
Kua Rongo Mai Koe
Kia Ora、ニュージーランドの姐で〜す
◆NZの基礎知識◆
皆様はNZについて何を連想しますか?姐は何たってラグビー・オールブラックス、カンタベリー(ジャージのメーカー)ですが。オーストラリアの隣で人間より羊の方が多い国、ペンギン好きなら一度はウォッチングに行きたい国、南に行くほど寒い国、映画マニアなら「ピアノ・レッスン」の舞台(監督ジェーン・カンピオンはNZ人)…
ってなところかな。
今回駅前留学ならぬ「授業料タダ♪勝手にネット留学」の際、お気に入りサイトをいくつか発見しましたのでご紹介して、特派員レポートの替わりとします。これでアナタも立派なKiwi?
KiwiとはNZの国鳥で、翼の無い夜行性の鳥(天王寺動物園にもいます)、またはこの鳥に似た果物の名前の事ですが、NZ人の事もキウイと言います。そんな明日にでもすぐ使えるトリビア?も満載です。
「ニュージーランド一般情報」
http://hiroshima.cool.ne.jp/lobster3/nzroom.htm
NZの歴史、文化など。国歌が聴けちゃいます。リンクも充実、お世話になりました。
「はれ・まえ!あおてあろあ」
http://www.love-nz.com/index.html
総合情報サイト。これから旅行、留学なんて方にも。「あおてあろあ」とはマオリ語でNZの事。
アオテアロア(長く白い雲がたなびく国)
「はち君のニュージーランド生活記」
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/8846/
イラストが可愛い!生活、食べ物についての情報が多くて楽しい。姐のおすすめアイスクリーム「ホキポキ」もバッチリ紹介されている♪
マオリ語の発音・意味については楽譜巻末の解説のまんまです。
特徴はこれだけ↓
- ◎母音・子音
- 母音はA・E・I・O・Uで、語尾には必ず母音がきます。
t、k、sとかrなど子音はこないので、我々日本人には比較的馴染みやすく歌にしても「Sは拍内?拍外?」なんて大騒ぎしなくていいですね(笑)
子音は10個、H・K・M・N・P・R・T・W・NG・WH。以上。日本語より少ない!
SとかY、Bなんかは無いんですね。
詳しい発音については楽譜巻末をご覧下さい。「WHはFのように発音」、NGは「アズ ザ NG イン シンガー」、二重母音も書いてある通りに。音源を聴いてみると結構アバウト?要は雰囲気って事でお許しをば。
また、マオリ語には本来、書き記す為の「文字」は存在しないそうです。表記する場合はローマ字で書きます。
-
◎アクセントは基本的に「無い」?
- ネットで調べた限りではどこにも記述は無くて。恐らく、日本語のように「例外を除いて基本的に語頭」なので特に記されていないのね…と勝手に判断しました。
- ◎「ハカ」とは
-
この曲「Kua Rongo Mai Koe」はマオリの歓迎の曲ですが、マオリには「ハカ」という伝統音楽・舞踏があります。発音は語頭、つまりハにアクセントで、決して日本の「墓」にならないように。ハカではそのチームのリーダーが掛け声や合いの手をかけ、前列は男性ダンサーが踊りながら歌い、後列は女性がバックコーラスを担当。この曲の構成もハカそのまんまです。なので我々の本番もこのオーダーがええなぁ〜と個人的に思ってるのですが。
ふじまっきーのスペイン語教室
よどこんの皆さん
藤巻です
部屋を捜索したら過去に使用していたスペイン語の辞書が残っていたので、そこに書いてあった発音の基礎知識を纏めてみました。
今までいろんな言語をやってきましたが、発音だけに関して言うならスペイン語は恐らく一番簡単です。
多少理屈っぽく書いてますけど内容は至ってシンプル。サクッと理解してどんどん曲への理解を深めていきましょう。
1.母音…これはほぼ日本語のままでいいと思われます。ただ、U母音は「唇を丸めて突き出した」という、日本語とはかなり異なるようですので注意が必要です。
舌の位置も母音の中では最も奥に位置します。(下記参照)
舌の位置
前←←←←→→→→奥
口狭 i u =弱母音
の↑ e o =強母音
開↓ a =強母音
き広
こんなんで何となく母音同士の関係が書かれてました。
下の方にあれば口の開きは大きくなるので「a」母音は最も大きく開き、「i,u」母音は最も狭くなります。右側にあれば舌の位置は奥の方になりますので、浅い順から
「i→e→a→o→u」というわけです。
あまり深く考えずに、ヘー(´ν_.` )ソウナンダくらいで捉えましょう。
2. |
子音…これはそれぞれ事例に沿って解説を… |
|
[ b ] |
基本的にはバ行音。[ s ]子音の前では消えやすいようです。 |
|
[ c ] |
1) |
ca,co,cuの綴りではカ行音。 |
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2) |
ce,ciの綴りだと「上下の前歯で舌を軽くはさむ」。いわゆる英語の「th」よりも摩擦が強いのがポイント。 |
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|
3) |
音節末のcは「k」発音。(例:acto「アクト」) |
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[ ch ] |
発音は基本的に「チャ」でよさそうです。「ラマンチャの男」とかみたいに。 |
|
[ g ] |
1) |
ga,go.guの綴りでは主にガ行音。 |
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2) |
gue,guiはそれぞれ「ゲ」「ギ」(グェやグィではない) |
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3) |
gue,gui(uにはウムラウト)の場合がそれぞれ「グェ」「グィ」 |
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4) |
ge,giの綴りだと[ j ]と同じになるそうです。後述参照。 |
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[ h ] |
発音しません!(要注意)(例:hotel「オテル」となる) |
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[ j ] |
「喉の奥を息でこするようにして出すハ行音」だそうです。割と無声音に近いかも? |
|
[ l ] |
「舌先を上の前歯の歯茎に当てたまま、舌の両側から声を流すラ行音」 |
|
[ ll ] |
「舌先を下の前歯に当てたまま、前舌面を持ち上げて発音する、きしみの多いリャ行音」 |
|
[ m ] |
語尾の場合はンの音。それ以外はマ行音。 |
|
[ n~ ] |
ニャ行音 |
|
[ q ] |
que,quiの綴りでカ行音。que「ケ」qui「キ」 |
|
[ r ] |
語頭及び[ l,n,s ]の後ではrrと同じ。つまり巻き舌のr発音。 |
|
[ rr ] |
いわゆる巻き舌。 |
|
[ v ] |
bと同じ。英語のように下唇を噛んだりしない。 |
|
[ x ] |
「ks」という発音だが、kは弱いか消えることが多い。 |
|
[ y ] |
主にヤ行音。[ l,n ]の後ではジャ行音になる。 |
|
[ z ] |
za,zo,zuと音節末で英語で言う「th」発音。za,ziがあるのは稀やけど同じ。子音の前では有声化してザ行音。 |
3. |
注意すべき綴り |
|
ca[カ] que[ケ] qui[キ] co[コ] cu[ク]
ga[ガ] gue[ゲ] gui[ギ] go[ゴ] gu[グ]
za[サ] ce[セ] ci[シ] zo[ソ] zu[ス]
ja[ハ] je・ge[ヘ] ji・gi[ヒ] jo[ホ] ju[フ]
gua[グァ] gue(uにウムラウト)[グェ] gui(uにウムラウト)[グィ] guo[グォ] |
4. |
アクセントについて |
|
(2) |
s・n以外の子音で終わる語は、最後の音節 |
|
|
animal(maにアクセント) matador(doにアクセント)、rapaz(paにアクセント) |
|
(3) |
アクセント符号がついている場合は例外。 |
|
|
(表記できないので例示はなし) |
ご自分の楽譜と照らし合わせて、発音チェックしてみて下さい。
《おまけ》
ガクテンジャーからメッセージが届いております
よどこんのみんな元気かな?
僕は地球の平和を祈ってやまないガクテンジャーだ
音楽を愛すること、歌を歌うことは地球平和の近道だ
みんな好きな歌を思いっきり歌ってくれ
でも、それじゃ自分一人が幸せになるだけなんだ
隣りの人もその隣りの人もみ〜んなが幸せになるためには
作曲者の意図することを理解し、共通認識することが重要になってくるんだ
きょうは「どちりなきりしたん」に登場する速度・強弱・発想記号を使って
ポーコ勉強しよう、アッチェレすることなく、ソステヌートで読んでくれ
みんなが心を合わせて歌ったら、いずみホールに来てくれたお客さんたちも
幸せになるはずだ
がんばれma non troppo
それではvivace
ガクレッド
どちりな音楽用語
どちりなきりしたんに使われている速度を表す言葉、表情を表す言葉を抜き出しました。
「楽典入門」にも大体は載っていますので、そちらもご活用ください。
文中の【伊○○】は伊太利亜の伊です。たまに伊東が登場しますが、ご愛嬌ということで。
I
P.6
moderato【伊モデラート】中庸の速度で。
deciso【伊デチーゾ】決然と, はっきりと。
P.7
poco【伊ポーコ】少し。
ritenuto【伊リテヌート】[略 riten.]速度をいくぶんゆるめて。
poco meno mosso【伊ポーコ・メノ・モッソ】少しテンポを遅く。
estaticamente【伊エスタティカメンテ】英語で言うエクスタシー、忘我, 法悦。
poco piu mosso【伊ポーコ・ピゥ・モッソ】少しテンポを速く。
P.8
piu【伊ピュ】一層, もっと, さらに。【伊東う〜んと】
piu mosso【伊ピュ・モッソ】〈一層動きのある〉の意。さらに速くして。
P.10
liberamente【伊リべラメンテ】自由に。
e【伊エ】(母音で始まる語の前では ed となる) ・そして。・だが,しかし。
legatissimo【伊レガティッシーモ】できるだけレガートに。
assai【伊アッサーイ】はなはだ, 大いに, とても, 非常に。
maestoso【伊マエストーソ】威風堂々と, 荘厳に, 厳かに。
devotamente【伊デヴォータメント】信心深い, 敬虔な, 誠実な, 慎み深く、敬虔な気持ちで。
emozionate【伊エモツィオナーテ】感動して。
P.12
andantino【伊アンダンティーノ】やや緩やかに。Andante よりやや速めのテンポで。
pregare 【伊プレガーレ】祈る。
dolcissimo【伊ドルチッシーモ】できるだけ優美に。espressivo【伊エスプレッシーヴォ】表情豊かに, 表現に満ちて。
sostenuto【伊ソステヌート】[略 sost.]音を充分保持して, ゆっくりと。
II
p.13
nostalgico【伊ノスタルジーコ】郷愁の; 懐旧的な。
galante【伊ガランテ】りっぱな, 堂々たる。
P.14
sonoro【伊ソノーロ】= sonorous;
sonorous【ソノーラス】響きわたる音を出す, 鳴り響く。
P.15
dolce【伊ドルチェ】柔和に, きわめて柔らかに。【伊東お菓子】
con【伊コン】...と一緒に, ...と共に。
con に定冠詞が伴うと, col, coi; collo,
grazia【伊グラッチア】優美, 優雅。
con grazia 優美に, 優しさをもって。
lenezza【伊レネッツァ】柔和, 優しさ, 静かに。
P.16
gioia【伊ジョイア】喜び、陽気。
P.17
sonoramente【伊ソノラメンテ】びし〜っと鳴り響かせる(多分そんな意味)
P.18
ritardareo【伊リタルダーレ】遅くなる、to be late
adagio【伊アダージョ】ゆるやかに。LargoとAndanteの間。
III
P.19
semplice【伊センプリーチェ】単純に, 素朴に。
teneramente【伊テネラメンテ】愛を込めて, 優しさを込めて。
come【伊コメ】...のように, ...と同じくらいに。
o【伊西オ】= or
berceuse【仏ベルセース】子守歌, 揺らん歌。
P.20
cantabile【伊カンタービレ】歌うように。
andantino【伊アンダンティーノ】やや緩やかに。Andante よりやや速めのテンポで。
moto【伊モート】〈運動, 速度, 進行〉の意。
con moto 動きをもって。
P.22
allegretto【伊アレグレット】AllegroとAndante の中間の速度。やや快速に。
P.23
grandioso【伊グランディオーソ】壮大[雄大]な。
P.25
ma【伊マ】...であるが。しかし...。
P.26
il【伊イル】イタリア語における冠詞で, 前置詞のa, da, di, in と結合して al, dal, del, nel などに変化する。
moderatissimoo【伊モデラーティッシモ】中庸の速度の最上級?。
misterioso【伊ミステリオーソ】神秘的な, 不思議な。
campanello【伊カンパネロ】小さな鐘。
della【伊デラ】...の, ...によって。
messa【伊メッサ】ミサ, ある状態に置く。
余談ですが、
triangolo【伊トライアンゴーロ】トライアングル。
solo【伊ソーロ】ソロ。
soli【伊ソリ】solo の複数。(おまけ、solistin【独ゾリスティン】女性のソリスト。)
tutti【伊トゥッティ】tutto, tutta の複数形。全声部の, 全楽器の, 総奏。
P.28
allegro【伊アレグロ】アレグロ。陽気な, 快活な, 楽しい, 明るい, (色彩が)鮮やな。
troppo【伊トロッポ】あまりに, 多く。
allegro ma non troppo 快活に, しかしあまりはなはだしくなく。
P.33
fuoco【伊フォーコ】= foco【伊フォーコ】火, 情熱。 con fuoco 火のように。
P.35
appassionarsi【伊アパッショナルシ】to develop a passion for って感じ
ancora【伊アンコーラ】一層, まだ, やはり, ずっと, さらにもう一度。
IV
P.36
recitativo【伊レチタティーヴォ】レシタティヴ, 叙唱。
all'【伊アル】(母音で始まる前は all' となる) ...へ。...まで。
all'ibericana【伊ア・イベリカーナ】イベリア風に。かな?
medieval music【ミーディーヴァル・ミュージック】中世音楽。西暦400〜1450年頃までの, キリスト教, 宮廷文化と密接に関連しながら発展した音楽の総称。
P.42
innocentemente【伊インノチェンテメンテ】純朴な, 無邪気な。
P.43
tanto【伊タント】多く, 非常に。
Allegro non tanto 快速過ぎぬように。
giocoso【伊ジオコーソ】嬉々として, おどけるような。= giocondamente。
P44
gloriosamente【伊グロリオーサメンテ】栄光に満ちた, 輝かしい。
V
P.46
cantablissimo【伊カンターブリッシモ】めっちゃ表情よく
un poco【伊ウン・ポーコ】少し, やや。
risoluto【伊リソルート】決然とした, 決定的に。
liberamente affiorando【伊アフィオランド】解放された、かな?
P.47
sotto【伊ソット】(の) 下に。
sotto voce【伊ソット・ヴォーチェ】いくぶん弱めたやわらかい声(音)で。
sentito【伊センチート】感情をともなって, 感動して。
adagissimo【伊アダージッシモ】非常に遅く, ごくゆるかに。
LINER NOTES by Itoh Keishi |
LINER NOTES
自由な立場で無責任に合唱を考える
〜そして私は何をしたいか・・・ということについて(その1)
大学会館ホール(ハーディホール・・・4月からオープンいたします)にコンサート用ピアノを入れる為に、興味もあったので仲介業者と共に自ら某社のピアノ工場まで選定に行ってきました。コンサート用のピアノが一台一台異なった音がするというのは分かり切っていることではありますが、選定作業の中で、まったく同じ型番のピアノを4台並べて聴き比べ、それが思った以上であったのには改めてびっくりいたしました。
ピア二ストが呼ばれ、営業関係者、技術関係者、仲介業者、等々が注目して見守る中、私の一言で高額取引が成立する状況でしたが、こちらの耳が試されているような気がしてとても緊張してしまいました。ピアノに番号を振り、ピア二ストにショパン、モーツァルト、ベートーヴェン、プロコフィエフ、あと不明の現代曲・・・等を4台のピアノで弾いてもらったのですが、低音の鳴り方、高音の分離感、倍音や残響の残り方・・・音の硬さとか柔らかさとか・・・、こんなにも違うものかと改めて感じました。(・・・私はともすると演奏の方を聴いてしまう傾向があって、音が鳴るたびに「いかんいかん、ひたすら音を聞かねば」と自分に言い聞かせたものでした・・・)。どれを選ぶといっても好みの問題であり、面白いのが、「ショパンなら3番だけどモーツァルトなら1番の方が音立ちが良い・・・、」という印象を受けたことでした。結局、音の性質が2つの傾向に分かれていたので、やや硬質な音のピアノを2台残し、その2台で決戦をする?という形態をとりました。最後にはファーストタッチの音の飛び方で決めてしまいましたが、前半に落とした柔らかい音色のピアノのうちの一台がとても品の良い音で忘れ難く、優劣ではなく一つ一つの楽器の持つ個性を改めて体感した次第でした。
1)
さて、合唱団にもそれぞれ個性的なサウンドがあります。
わが国のコンクールの仕組みではこれらを「横に並べて序列をつけてしまう」ような傾向がある訳ですが、実はこのことは合唱界の閉鎖性を助長しているのではないかと考えることがあります。本来はこのピアノの選定でも分かるように、音楽のジャンルやカテゴリーによってポテンシャルの発揮の仕方が異なったり、サウンドの優劣ではなくサウンドの個性と演奏解釈へのアプローチを尊重した音楽活動が展開されるべきではないのかなと思うのです。もちろん、コンクールは真剣だけどあくまでも遊びなんだ・・・、という理解と割り切ったスタンスで臨めば、中高生や大学生の合唱活動の中にそれなりの利用価値はあるのだと思いますが、一面的な価値を重視し過ぎると、逆に合唱音楽の豊かな展開を阻害する要素にもなりかねないと考えています。
しかしながら、このようなコンクールの存在を長きに渡って合唱界全体が容認している背景には、ここでわかり易い目標値や測定値(ものさし)を持つことによる参加者側、受け取り手、主催者側の「思考停止の気楽さ」というものがあるのではないかと思ったりします。個別団体の活動はともかく、合唱界全体はコンクールに一定のレベルの測定や維持向上を委ねているのであって、これがなくなったとしたら、ではどうやって音楽を展開させ、全国の合唱団同士の連帯感を創出し、合唱文化の裾野を広げ、レベルを高めていけるのでしょうか?身内に「よかった」と言って貰えることによる自己満足を乗り越え、音楽と向き合い格闘し、成果を味わい、表現し、喜びを分かち合うことが出来るのでしょうか?つまりこれらのことについて考え、試行錯誤し、リスクを承知で意志決定していくというエネルギーを使うよりは既存のレールの中で事態を推移させたほうが圧倒的に妥当性が高いのだという心理が働いてしまっているのではないかと思うのです。
合唱も合唱連盟も営利を目的とするわけではないですから、実社会のようなシビアな局面には鈍感で、改革には時間を要するものです(大学もやや似ている)。しかし、このようなことは合唱人口やコンクールにおけるレベルの高次化を言い訳に、文化としての合唱の空洞化や表現活動としての合唱の未成熟さを放置してしまうことにもなりかねない、と危惧いたします。
(・・・もちろん、現在のところ全国大会に出場しつづけている私がこのようなことを述べても、やや矛盾していると思われたり、なかなか耳を傾けてもらえないのですが、私のようなレベルでは、コンクールのあり方が疑問だからといってコンクール出場を辞めたところで、何事も変わらないのであり、現状のルールの中でもうしばらく出場して勉強することと、この構図を俯瞰して変革したいと思う気持ちは別々に存在する訳です。・・・)
では、何をどうするべきなのかと考えた時、最初に思いつくのは、合唱コンクールの隔年開催(コンクール常連の有力合唱団はコンクールが無い年には何か別の表現、発表の場を考えるのではないかと思う。)や、音楽ジャンル別の合唱コンクールの開催です。(今年はロマン派、来年はバロック、その次はフォークロア・・・という感じで、ジャンル特有のアプローチが研究されたり、音楽の多様性の理解に繋がったりする。)これらのことは仕組みに関与することなので、自分がどういう活動するかということ以上に実は有効な手段だと考えます。
しかしながら、表層の形態の改革ではなく、根本的なことに言及いたします。
2)
例えば、戦後民主主義から高度経済成長期、日米安保からバブル期に至るまで日本の社会が生み出してきたものについて考えます。
- 中央主義、競争主義やピラミッド型構造を助長する「会社組織」
- それを支える「主婦層」というカテゴリー
- 競争力の養成を影の柱にした管理的画一的教育としての「学校教育」
上記の3点はいずれも戦前はまだ一般化されなかった概念であり、これらが互いに密接な関係とバランスを保ちながら、半世紀近くの日本社会を支えて来たように思います。合唱というものは、日本においては非常に歴史が浅いものですから、現在の合唱文化(合唱界)が依拠しているのはこの半世紀の歴史的社会的文脈ではないでしょうか?
- 一番を目指すコンクールを中心とした展開
- それらを支えるPTAコーラス、おかあさんコーラス
- 先生が一方的に絶対的な権力を握る中学・高校合唱
しかしながら、皆さんご存知のように、現実の日本社会はバブル経済崩壊前後から大きな変化の兆しを見せ始めています。情報化やグローバル化による価値観の多様化、フェミニズム、ファジー理論、・・・今ではベストテン番組も無くなり、四番でピッチャーを憧れとする野球神話からJリーグへ・・・、コンピューターは大型ホストからネットワーク型さらにはモバイル化しておりますし、教育における個性の尊重や双方向性の導入等、日本社会はうろたえたような極論への揺さぶり的?変化も含めて、近代日本を形作ってきた価値観から、よりフレキシブルで多様な価値観へと試行錯誤しながらシフトしていることは間違いありません。
私はこの傾向と変化に対して、合唱界の依拠している歴史的社会的文脈を即刻放棄し反応しないと「時代に合わない」のではないかと主張したい訳です。人々は、合唱団を横に並べて1位を決めることのナンセンスさや、そのことが音楽の持つ豊かさとほど遠いことに気付いてきています。人々は、お母さんで組織される合唱団のお母さん大会に「お母さんらしさ」を求めること…つまり、音楽ジャンルとは無関係にカテゴライズされ、ステロタイプ的に型にはめ込んでしまう表現活動の無邪気さに対して違和感を感じ出しています。人々は、無条件に先生を信奉し先生のタクトに服従してしまう「構造」を孕んだ中高生の合唱への取り組みの限界を予感し、疲弊しだしています。
(・・・もちろん以上のことは、合唱界を構造的に一般化して述べているのであって、全否定しておりません。個別には素晴らしい合唱団や指導者、演奏、活動があることは言うまでもありません。誤解なきよう・・・。)
なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
それは、合唱発祥の地である西欧と比べれば良く理解出来ます。
キリスト教圏では「人々は神のために歌い」その為に「クワイア」が組織されてきたとも言えるのですが、我々にはその大目的が希薄であったり自覚に乏しい(無いとは言わない)為に、日本の近代化の概念の中から別の便宜的な目的を代用してきたからではないでしょうか?
時代の変化と依拠してきた文脈の脆弱さを自覚し、今こそ我々は歌うことの目的を再定義、再確認し、歌うことにまつわる環境を再整備していかねばならないと考えるのです。
3)
上記構造の改革を想定した時に着手しなくてはならないことの一つは、児童合唱の見直しだと思います。ウィーン少年合唱団の爆発的な影響力(と思われる)によって一時期流行した児童合唱団への取り組みは、小子化や時代の変化と共に衰退しているようにも思えますが、児童を取り巻く環境が大きく変わった今こそ梃入れの時期かもしれません。換言すれば、導入期からの意識改革が合唱観を根幹から変革することになる・・と言うべきでしょうか。
幸いなことに?学校土休制の導入は、「公」の限界を「民間」で補うという観点に立てば、近所付き合いのなさやクラス固定的な学校教育を補完し、いわゆる「ギャングエイジ」や「チャムエイジ」の意図的な創出に適しています。学年横断的であるコミュニティの創出は画一的に括られるクラスでの陰湿な「いじめ体質」へのスパイラル的な閉塞感を是正し、リーダーシップや他者への思いやりを創出する機会を与えるとも考えています。合唱はもちろん一人で出来ないものですから、連帯感や一人一人の役割の大切さ、かけがえのなさについての意識や情緒を定着させるに適した芸術表現ではないかと思います。
コミュニティ形成を重視した児童合唱を盛んにすることで、時間をかけて合唱界の構造はもとより、文化芸術を涵養・享受する環境としての地域社会を改革をしていけないかと思うのです。
もちろん児童合唱団の陥りやすい罠もあって、例えば、子供たちが特定の先生の信者になってしまって、それ以外の指導者を受け入れないという閉鎖性を生み出すことがあります。指導者は音楽本来の面白さや仲間の大切さを教える為のの裏方であって、魅力的でないよりはいろんな意味で魅力的ではありたいですが、団員を拘束するよりは、むしろ様々な価値観と触れ合う機会を意図的に創出しなくてはなりません。
その為には、組織と仕組み作りの中に、他の児童合唱団はもちろん、学校や市・地域コミュニティが関与することは有効かもしれません。また、発想を展開すると、他のジェネレーションとの交流が何より有効な気がいたします。例えば有効なブリッジ先として考え付くのが「大学生」です。すでに大学生ボランティアの小学校教育への関与の有効性がいくつかの事例で証明されておりますが、それらのことを組み合わせると次のような仕組みを夢想することが出来ます。
- 地域の伝統文化に関心を持ちながら歌と親しむことを目的として少年合唱団を創設。
- 地域がバックアップし、大学生が指導に来る。
- 大学生は指導していくなかで合唱の持つ喜びや指導の難しさを体感しステップアップ
- 大学生の演奏や一般合唱団の演奏を少年合唱団やその親が応援。
- 地域で大切にしていくべき民謡や旋律の掘り起こし、作曲家等との関与。
- 民間の合唱団を学校の音楽教育の中に導入。
ここに最近低調な企業メセナやスポンサーの考えを絡ませられるでしょうか・・・。
やや羅列的ではありますが、要するにスポーツ少年団を中心とした地域コミュニティや、生涯スポーツへの公共の関与と同様に、児童合唱団と生涯教育を中心とした地域コミュニティを再創造していく・・・という発想です。一時期の児童合唱の隆盛期には、地域コミュニティを巻き込むロジカルな哲学よりは、ファッショナブルな西欧音楽への妄信的な傾倒に突き動かされていたようにも思います。
キーワードを踊らすわけにはいかないですが、私はコミュニティ全体の関わりを十分に理解した環境を整えることにより、歌う目的と歌う喜びに対する理解や意識を自然に身に付けられる合唱を育てていけないかと思うのです。
その原点回帰へのエネルギーが、優劣を競う合唱の陥る狭隘性を回避し、音楽と合唱の持つ多様性を自覚させるのではないか…、歌い手と一般社会(地域コミュニティ)との関係を再構築する過程で音楽文化を成熟させることに繋がるのではないか・・・と考えている訳です。
・・・以上は私の中で抱えている夢想・・・、机上の空論ですが、一つの期待は2005年に京都で開催される「世界合唱フェスティバル」です。この催しの前後で、がらっと合唱を取り巻く価値観が変わることを期待しています。「こんなにも多様な表現があったのか」「こんなにも多様な楽しみ方があったのか」「こんなにも面白い曲があったのか」・・・「今までの合唱活動を見直さねばならない・・・」そういう感慨の余韻の中に、京都に新しい少年合唱団をプロデュースすることが出来ないか・・・などと、ぼんやり考えたりしております。
伊東恵司(いとうけいし)
演奏会マネージメントマニュアル
ワタクシ、アルトの北浦です。今回、PLAZAのスペースをお借りしまして、皆様を素晴らしきムダ知識の世界…でもないかもしれない、演奏会マネジメントの世界へ、ご案内致したいと思います。
演奏会は、歌の演奏を披露する場のことで、当たり前ですが歌が歌えなきゃ、成り立ちません。
ということで、指揮者を筆頭にした技術系の存在は欠かせません。そして、指揮者が居ても、歌い手が居なきゃ意味ないってなもんで、しっかりと練習を積んだ団員の皆さんの歌声がなけりゃ、お話になりません。そして、もう一つ。大阪城公園の空き地でストリートシンガーを演じるわけではないので、会場借りたりチケット作ったりしなきゃ駄目なわけで、この部分を支えるのが、実行委員。技術系・団員・実行委員は、演奏会という目的のために、三つ巴になって前進していきます。
トレビアの種:その1)演奏会の準備はいつから?
次回の会場押さえ・客演指揮者への打診などは、実は、目の前の演奏会が終る前から、団長&指揮者によって行われています。
実際に演奏会実行委員が発足するのは、春頃です(近年、発足が遅れております)
トレビアの種:その2)実行委員の構成は?
恒常的に必要)委員長、会計、チラシ撒き隊長、パンフ&チケット係、写真係
当日に必要)ステマネ、ロビマネ、お手伝い3,4人
これくらいです。恒常的に必要なのは5人だけ。実に、よどこん団員数の12分の1以下。もちろん、この5人以外にも多くの方に手伝って頂いているのは、皆さんご存知の通りですが、「実行委員」として、まがりなりにも「発案・実行・確認」の責任があるのは、この5人です。
トレビアの種:その3)誰がマネジをするのか?
基本的には、誰でもOK.「去年、よどこんに入ったばかりだし」なアナタでも大丈夫。任期は半年ほど。とはいえ、音信不通にならない人(むしろ連絡がまめに取れる人)、行方不明にならない人、が望ましいです。
●演奏会までのカウントダウン
3月: | 第16回演奏会実行委員発足 |
4月: | チラシ・チケットの案を考え始める。
チラシ撒きをする演奏会、情宣する団体を決定して、必要なチラシの枚数を計算する。
オンステメンバーを概算し、予算を立てる。(分担金もこの時に決める)
写真屋に当日の撮影を依頼 |
5月初め: | チラシ・チケット団員に配布 チラシ撒き開始→9月上旬まで |
5月下旬: | パンフの原稿を団員、客演指揮者に依頼。団員の写真集め開始 |
6月: | 当日のステマネ、ロビマネ、お手伝いをしてくれる人を探す(→8月一杯までかかることが多い) |
7月上旬: | 招待状送付先リストの作成 |
7月中旬: | 招待状発送 |
7月下旬: | パンフの原稿締め切り |
8月末: | 当日の団員マニュアルとステージ進行表の作成
ホール側との打ち合せ
パンフの青刷りの校正 |
9月上旬: | 先生方への弁当手配 |
9月: | 演奏会
その後:決算報告の準備&反省会
各方面へのお礼状等 |
演奏会までのおおまかな流れは、こんな感じです。
それぞれの演奏会スタッフは、各々の役割を果たすために必要な人手を集めて、協力してもらって、仕事をこなしていきます。つまり、演奏会スタッフとは、「協力を仰ぐ人」であって、一人で全部の役割を果たすために、奔走する人のことではありません。「よどこん」以外の生活が、スタッフにもあるわけですから、そんなことしたら、死んじゃいます。
そして、委員長とは、各々のスタッフが管理している役割を、総合的に眺めて進捗を把握し、ヘルプが必要そうであれば手伝ったり、相談に乗ったりします。団長や指揮者などと連携して、スムーズにマネジメントを進めていくのが、メインの仕事です。
委員長が自ら走りまわる必要はありませんが、常に、全体の流れを把握していることが肝心です。演奏会前になったら、レセプションについて、レク委員に依頼するのも、委員長です。あとは、練習後の連絡とかですね。
演奏会マネジメントは、「すっごく難しいこと」ではありません。ただ、毎日のいろんな仕事、たとえば会社務めだったり、大学の講義だったり、家事や育児だったり、そういうさまざまな「やらなきゃならないこと」の合間に、マネジメントの仕事をしなければならないので、うっかり忘れたり、後回しになってしまったりしてしまうことが、たぶん、一番大きなポイントになると思います(すみません、私の実経験です…)
次回は、予算の段取りとチラシ・チケットなど印刷面を中心に、各役割の内容について、もう少し具体的にご紹介しようと思います。
第一回目の松原先生の練習も迎えたことですし、今年は早い目にキバッていきましょう。ついでに、マネジメントの方も、どうぞよろしくお願いします。ご興味を持たれた方は、とりあえず北浦か林団長かにでも、ご一報くださいませ。
では、また次号でお会いしましょう〜♪
《演奏会までのカウントダウン》
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
委員長 | 発足 | 全仕事の進捗を管理
(→決算報告まで) |
| 当日お手伝いSM・LM探す | 招待状送付先リストの作成&招待状発送 | 団員マニュアル&ステージ進行表作成
ホールとの打ち合せ | 弁当手配 |
会計 |
| オンステ人数の調査&予算案作成 | 分担金徴収開始 | |
|
| 決算報告書作成 |
印刷 |
| チラシ・チケットの案を考え始める | チラシ・チケットの団員への配布
パンフの原稿依頼 |
| パンフの原稿回収 | パンフの青刷りの校正 |
情宣 |
| 演奏会情報を入手して、チラシの必要枚数を概算 | チラシ撒き開始(→9月まで) |
写真 | | 写真屋に当日の撮影依頼 | 団員の写真集め |
| |
| 写真の注文受付 |
こまっちゃんの
●How do you do?●
早いもので,2月末となりました。音取りは大丈夫でしょうか?3月・4月は,年度末決算・新学期等皆様多忙かと思いますが,多くの方が練習に出席してくださることを希望します。
さて,今回の「How do you do?」はアルトのTさんをご紹介します。
※本コーナーはプライバシー保護のため、ONLINE版には若干の制限を加えています。
●はる・Kの演奏会情報●
−心の財産をみつけよう−
高校1年生のときの同級生から年賀状が届いてびっくり。パソコンで作った家族揃った写真のものでしたが、なんだかすごくホッとしてしまいました。何でかって?この同級生氏は、学生の時は相当の好青年だったんですが、この10数年間、全く会っておらず、もしかして、学生時代の面影など既にみじんも無いフケたオジさんになり果ててやしないかな・・・という恐れを密かに感じていたものだったので(大学の同期だとこの類の変貌を遂げた輩が結構居るのだ)。でも違いました。昔とさして変わらない親しみ易い表情で映ってました。良かった、心配事がこれでひとつ減りましたぞ、ことしも何とか頑張っていい1年にしてみよう、と思った次第であります。
MARCH・3月 |
10・水 | 法政アカデミー演奏旅行 | 神戸 神戸文化中ホール |
12・金 | アンサンブルエヴォリュエ・大学合唱団々 | アゼリアホール |
14・日 | あんさんぶるVine | ザ・フェニックスホール(梅新) |
20・土 | 豊中少年少女合唱団 | 豊中アクア文化ホール |
28・日 | 畷ジュニア・ハーモニー | 大東市立文化ホールサーティーホール |
28・日 | ジャパンユース合唱団 | 神戸新聞松方ホール |
28・日 | ひびとも会合唱団 | 東京・滝野川会館大ホール |
APRIL・4月 |
25・日 | 女声合唱団「花野」 | いずみホール |
29・木 | トウキョウカンタート2004(〜5月5日) | 東京・第一生命ホールほか |
MAY・5月 |
4・火 | なにわコラリアーズ | いずみホール |
29・土 | DonKusak合唱団 | 東京・目黒文化センター |
JUNE・6月 |
8・火 | 関西学生混声合唱連盟第35回定期演奏会 | フェスティバルホール |
27・日 | 第53回東西四大学合唱演奏会 | NHK大阪ホール |
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●姐の内政だより●
この「内政だより」を前任者よりバトンタッチしてから、早いものでちょうど一年経ちました。仕事というのは、自分が「少し慣れてきたかな」と自覚する頃が一番危険なので、新年という節目に合わせて、あらためて気を引き締めていこうと思う所存です。
長男の事情等あって社会復帰がままならない状況の中、この内政の仕事を通じて「社会における自分の居場所」を確認してるようなフシが自分にはあります。とかく世間の隅に追いやられてる専業主婦や障害者(児)ですが、微力ながら今後とも公私共に頑張っていきますので、本年もよろしくお願いします。
…と、新年ぐらいは違う一面を見せてみたかったのでした♪
【今後の練習予定】(2004・2・19 現在)
3月 |
7日(日) | 相愛 B66 | 13〜17時 |
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13日(土) | すてっぷ 視聴覚 | 18〜21時 |
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すてっぷ音健・視聴覚 | 15〜17時 | 《女声VT》 |
21日(日) | 相愛 B50 | 13〜17時 |
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27日(土) | すてっぷ 音健 | 18〜21時 | 《女声練習》
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4月 |
11日(日) | 未定 | 13〜17時 |
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24日(土) | 桜の宮アートホール 3F | 18〜21時 | 《松原先生練習・2回目》 |
25日(日) | 相愛 部屋未定 | 13〜17時 |
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5月 |
9日(日) | 未定 | 13〜17時 |
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15日(土) | 未定 | 18〜21時 |
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23日(日) | 未定 | 13〜17時 |
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29日(土) | 桜の宮アートホール3F | 18〜21時 | 《松原先生練習・3回目》 |
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※場所・時間が変更される事がありますのでご注意ください。
●編集後記●
久々の大量紙面になりました。いよいよ演奏会に向けての活動が本格的に開始したなあ、と感じます。私もそろそろエンジンかけなくちゃ。
次号Plaza、No.71、5月号は5月9日(日)発行予定、原稿締切は4月25日の予定です。どうぞよろしくお願いします。
(A.O.)
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